昨日に引き続きよくわからない言葉が登場してきましたが、大丈夫。中学生が読んでも分かるように、かなり噛み砕いて説明させて頂きますので

マフェトン理論って何??
マフェトン理論とは簡単に言えば、「ダイエット(脂肪燃焼)のためには有酸素運動を多く行いましょう」ということです。
テレビなどで脂肪を燃焼するには有酸素運動が大事とかいうことをよく耳にしますが、では「有酸素運動って何?」ってなりませんか?
なんなくジョギングや水泳が有酸素運動になるというのは知識として頭の中にあるけれど、具体的に有酸素運動と無酸素運動の境界線がどこなのかを分かりやすく説明できる人はそうはいないのではないでしょうか。
実は同じペースで走っていても、Aさんは有酸素運動になっているけれど、Bさんは無酸素運動になってしまっている、なんてこともあるんです。
つまり有酸素運動と無酸素運動のラインは人によって変化するということです。
その指標となるのは心拍数。
僕が調べたところ、マフェトン理論が推奨する心拍数の明確な数値は下記の通り。
A.2年以上、順調にトレーニングが出来ており競技等の成績が伸びているような状態の方。
180−年齢+5
B.過去2年間、風邪をひいたのは1度か2度で大きな問題も無くトレーニングも出来ている状態の方。
180−年齢
C.競技等の成績が伸び悩んでいて、よく風邪をひいたり、故障や怪我を繰り返しているような状態の方。
180−年齢−5
D.病気にかかっていたり、治ったばかり、手術したばかり、退院したばかり、もしくは投薬中のような状態の方。
180−年齢−10
ジョギングやエアロビクスなどをやる際は上の値を参考にし、ゆっくりと15分くらいかけて目標となる心拍数まであげます。
すぐに目標値まであげてしまうのは毛細血管に血液が流れにくくなるのでよくないようです。
で、ゆっくりと目標心拍数まで上げて、それ以降はその心拍数を維持するように運動し続ければ、脂肪を効率的に燃焼し続けることができるというのがマフェトン理論です。
マフェトン理論に反する運動をすると、もちろん脂肪も燃えているのですが、それ以外の脂肪ではない他のものがエネルギーに変換されていることになります。
その脂肪以外の何かというのは「糖」です。
糖が消費されてもダイエット効果はあまりありません。
糖が燃えると脂肪は「あ、私が燃える必要はないわね」と言って燃えてくれません。
逆に脂肪が燃え始めると糖が「僕は燃える必要はないな」と言って燃えなくなります。
ですから脂肪を燃やす(ダイエットする)ためには、できるだけマフェトン理論に沿った運動を心がけましょう。
マラソン選手は自分の目標心拍数を分かっており、これ以上でもこれ以下でもないペースを維持し続けられるからこそ、脂肪を効率的に燃焼し、あんなに細くてあんなに筋肉質な体になっているんですね。

人気ブログランキングへ
ラベル:マフェトン理論