

さて、今日は漢方ダイエットについて。「漢方」ってみなさんご存知ですか?漢方って聞くとなんとなく身体に良い薬的なものを想像してしまいますよね。草をすりつぶしたようなwでも漢方の意味ってもともとは「日本固有の医学」のことらしいんですね。「漢方」は「医学」なんですよ。
で、この漢方の考え方では、「太っている状態」というのは、「カラダの中の余分なものをうまく排出することができなくなった状態」と考えられており、大きく分けて2つの太り方のタイプがあると考えます。ひとつは、カラダに熱がこもってしまう「熱タイプ」。そしてもうひとつは、冷えなどの症状がある「寒タイプ」です。
《「熱タイプ」について》
<症状の特徴>
◯ 太鼓腹
◯ 美食・過食の傾向
◯ 油濃いもの好き
◯ 冷たいもの好き
◯ 高血圧
◯ のぼせ
◯ 肩こり
◯ 赤ら顔
◯ 胃熱
◯ 口臭
◯ 吹き出物
◯ 体重が激しく増減する
◯ 声が大きくなる など
熱タイプの方は身体に熱が溜まりやすいため、腸をうるおすことができなくなって便秘になりがちです。また、熱によって体内の水分が変化し、巡りを妨げる余分な水となってカラダに溜まってしまうため、いわゆる水太りのような感じで体重が増えてしまうそうです。
症状を改善する食べ物=カラダを冷やす食材には、
大根/ゴボウ/白菜/白ごま/水菜/夏野菜/アロエ/パイナップル/バナナ/イチジク/こんにゃく
などがあります。自分で熱タイプだと思う方は、これらの食材を摂るようにしましょう。
そしておすすめの漢方薬は
○ロート和漢箋防風通聖散(防風通聖散ベース)
○コッコアポA、新コッコアポS(防風通聖散ベース)
○タケダの漢方便秘薬(大黄甘草湯ベース)
です。薬局などに行って見てみるといいかもですね。
《「寒タイプ」について》
<症状の特徴>
◯ むくみ
◯ 冷え
◯ 疲労感
◯ 不眠・多夢
◯ 上半身は華奢なのに下半身が太くなる
◯ 筋肉にしまりがなく、ぽっちゃりする
◯ 体重の割に体脂肪が多くなる
◯ 汗が出やすくなる
◯ カゼなどをひきやすくなる
◯ カラダが重く感じる
◯ 食が細くなる など
寒タイプの方は消化機能の低下により、身体を温める作用がある血液をつくり出すことができず、身体に余分な水分が溜まってしまいます。その状態が停滞することにより体重が増えてしまうそうです。
症状を改善する食べ物=カラダを温めてくれる食材には、
穀類/イモ類(サトイモは、カラダの余分な水分も排出してくれるので特にオススメ)/羊肉/鶏肉/エビ/鮭/鯵
などがあります。
そしておすすめの漢方薬は
○ロート和漢箋防己黄耆湯(防己黄耆湯ベース)
○コッコアポL(防己黄耆湯ベース)
です。
寒くてもダメ、熱くてもダメ。人間の身体って難しいですね(^_^;)やはりバランスのとれている状態というのが一番いいんでしょうね。このことはいろんなことにも言えそうですね


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ラベル:健康ダイエット