2013年09月01日

ほとんどの日本人は、メタボどころか栄養失調を起こしている

〜 これは、2010(平成22年)6月上旬の話です。 〜


さて、前回は「脂肪酸のバランスが非常に重要だ」という話をしました。その為には様々な食材からタンパク質を摂るようにすれば、結果的に脂肪酸のバランスも摂ることができる」と言いました。



「じゃあどんな食事メニューにすればいいの?」という話になりますが、私が気をつけていることは、「肉をお皿1つ分、野菜をお皿2つ分」これだけです。


「これだけでガンの再発を防いでいる」と言ったら言い過ぎですが、(他にも色んなことをやっているので)「食事のバランス」に関して気をつけているのはこれくらいですね。


肉を1皿、野菜やオカズ、汁物を合わせて2皿、そして主食の米・・・。これであれば外食に行ったとき、このような組み合わせになっているものはいくらでもありますからそれを注文すればいいわけです。


「これだけでは足りないよ〜(´Д`)」という方は、皿を大きくするか、(笑)バランスを崩さずに品目を増やすなどの工夫をすると良いでしょう。


さて、今回の内容になります。



    内容


  • 良質なサプリメントで、タンパク質を十分に補う

  • 「努力」と「根性」で頭(心)と体を動かす時代はもう終わった。これからは・・・、

  • 栄養素の摂取は、「徐々に摂取量を増やしながら体の反応を見る」のが一番無難

  • タンパク質の「流れ」を止めないことが、「生きている」ということ

  • ほとんどの日本人は、栄養バランス失調




良質なサプリメントで、タンパク質を十分に補う


ただ、肉は消化に負担がかかりますから、病気療養中の方はたくさん食べるのは控えたほうがいでしょう。しかし、そういう方こそ多量のタンパク質が必要なのも事実です。以前の記事でも書きましたが、


普通の生活をしているような人であれば、体重1kg当たり1g、ハードな筋トレをしているような人なら2g、大きな怪我や精神的ストレスを抱えている場合は、2〜2.5g必要です


ですから、これを全部食事で補おうとするとかなり大変です。


以前、「成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣 (講談社プラスアルファ新書)」という本を紹介しましたが、その著者である姫野友美さんによれば、普通の健常者が1日に必要なタンパク質の量は、食事に換算するとこれだけ必要らしいです・・・。(^^;


一日に必要なたんぱく質量を食事に換算すると、こんな感じ


これは、「健康な成人男性が、1日3食の食べ物の中からタンパク質量を摂取しようとすると、これくらい食べる必要がある」という意味です。


因みに、女性の場合も男性と比べて数グラムしか必要摂取量は変わりません。妊娠したら、むしろ男性より多くのタンパク質を摂取しなければいけません。


しかも、この量は健康な人の場合ですから、病気療養中の方はこれの倍近く食べないといけません。


しかし、それはあまり現実的とは言えません。仮にそれだけ食べられる余裕があったとしても、これらの食べ物は消化に負担のかかるものが多いですし、病気療養中の方は、本来免疫細胞にエネルギーを向けるべきなのに、消化で過剰なエネルギーを浪費するのはナンセンスです。


私が愛用しているプロテイン


ということで、私はプロテインサプリを利用しています。本当は「1番質が高い」と個人的には思っているダグラスラボラトリー社のサプリ(プロテイン)を摂ったほうがいいのでしょうが、あそこのサプリは高いんですよね・・・。(^^;


UPXといくつかのサプリをあそこから買うと、もうそれだけで結構な金額になってしまうので、(汗)市販のやつを選ぶことにしました。こういうのは毎日続けないと意味がないですからね・・・。


プロテインを飲み始めてからの実感なんですが、以前と比べて質の良い筋肉がついている気がします。


あくまで私の実感なのですが、筋トレをしてても以前と比べて瞬発力&持久力がついたし、筋肉の成長スピードそのものが上がっているし、ウォーキングやジョギングをしててもほんとに疲れなくなりました。疲れたとしても、数時間休めば元通りになります。いくら遊んでも疲れない・・・。子供の頃のあの状態です。(笑)


私のほとんどつぶやかないツイッター(笑)では、ウォーキングの時にiPhoneの万歩計アプリで「何時間、何km、何歩歩いたか?」をツイッターとの連携で投稿されるように設定しています。


それを見ると分かりますが、私は少なくても2時間以上、多い時には5時間くらい歩きます。もちろんぶっ続けではなく、友達とウインドショッピングをしたり、穴場のお店を見つけては食べ歩きをしています。(まるで女の子です 笑)


私は人体実験も兼ねてあえてそのようなことをしているので、真似しないほうがいいと思うのですが、(笑)それくらいの体力はつきました。


体重も、それくらい運動してるのなら普通は痩せてきそうなものですが、数ヶ月で5〜6kgも増えました。これはプロテインを摂取し始めてから変わりましたから、明らかにプロテインの効果だと思います。


「努力」と「根性」で頭(心)と体を動かす時代はもう終わった。これからは・・・、


しかし、私がプロテイン摂取によって最も効果を実感したのは、「内面の変化」です。



食べ方ひとつで人生が変わる


「脳と体に必要な栄養素を摂り、余分なものは出す」ということは、新陳代謝によって常にフレッシュな細胞が生まれ、体の細胞がスムーズに生まれ変わっていくということ。医学的な話になると、入れ替わりが早い消化管粘膜の細胞なら3日、肌や脳細胞は28日で生まれ変わり、髪の毛は1日約0.5ミリ伸びている。


新しい細胞が生まれれば、新しいネットワークが構築されて機能することになる。つまり以前とは違う「新しい自分」になるのだ。


とくに変化が大きいのは、新しい脳細胞が機能することにある。脳細胞がフレッシュになれば、当然ものの考え方や見方が変わって受け止め方も変化する。


今まで悩んでいたことも「これくらいなら大丈夫だ」と切り替えられるようになったり、解決策がひらめいたりする瞬間がやってくる。その時、世界の見え方は変わる。


これは仕事上、あなたに大きな変化をもたらす。思考が柔軟になってオプションが増え、やる気満々のあなた自身から幸せオーラがあふれ出してくる。そうなれば、仲間が自然と集まるようになり、新しい出会いや発見など可能性が無限に広がっていくだろう。


心理学の考えのなかに「行動はその動機を強化する」という言葉がある。あなたが前向きな考え方になると、それが物事をプラスに持っていこうとする行動力へとつながってくようになる。


その結果、仕事がうまくいけば達成感を覚えるので、快感物質のドーパミンが分泌されて、またさらに新しい仕事への動機が高まる。これが成功ループの上昇スパイラルだ。


これら全てに関わっているのが栄養素の働きだ。ドーパミンを出すためにも原料となる栄養素が必要であり、たくさんある情報のなかからビジネスチャンスを見つけてキャッチできるかどうかも栄養素にかかっているのだ。


(出典:姫野友美『成功する人は缶コーヒーを飲まない』講談社+α新書、2011.4.20発行、178頁〜179頁より引用)



「新しい自分」とか、なにを大げさな・・・。


と、思われる方もいるかもしれません。そういう方には、「まず、試してみて下さい。そうすれば分かります。」というのが私の返答です。


同じ朝を向かえ、同じ道のりを歩き、同じ学校、同じ会社に行き、いつも見慣れた人と接し、同じような授業、同じようなデスクワークをし、いつものように家に帰る・・・。


いつもと同じ「日常」を繰り返しているはずなのに、「それに対する自分の反応」が明らかに変化しているのが実感出来るでしょう。


私の場合は感情豊かになりました。しかもこれが不思議なんですが、喜怒哀楽の「怒」「哀」だけは豊かにならないという、まさに「いいとこどり」です。(^ー^) 


「怒」「哀」という感情が湧きあがってこないものですから(それはそれで問題かもしれませんが 笑)「ストレス」もあまり感じません。


ガンのショックからなかなか立ち直れないという方は、是非とも積極的にタンパク質を摂っていただきたいと思います。別にサプリで摂らなくてもいいですから、毎日ゆで卵を1〜2個食べれば精神的な変化を感じることが出来るでしょう。


精神的ショックに負けない「強い体」を作り上げる


厳しい現代社会を生抜くうえで、そして何よりも病気の改善を図るうえで、



  • ストレスを溜めないこと

  • ストレスを受けてもポキッと折れない強い「心」と「体」を作り上げること


この2つは絶対必要なことです。これが衰えているのが現代の日本人であり、これが衰え始めると、ちょっとのストレスで簡単に精神を患います。


こう書くと、「なにか苦しい修行が必要なんじゃないか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは「昭和時代の発想」です。


努力と根性で立ち向かうから、ポキッと折れるんですね。(参考 → 努力と根性は日本の悪しき伝統)


もうそんな時代じゃない。努力と根性で「頭(心)」と「体」を動かすのではなく、



  • 「やる気(モチベーション)」「好奇心」で「頭(心)」と「体」を動かす時代

  • 科学的に「やる気(モチベーション)」「好奇心」を、溢れさせる時代


そういう時代がきているのです。


特殊な人


「やる気(モチベーション)」「好奇心」で心と体を満たす方法はいくつかありますが、大事なことは「食事を整えること」。とりわけ、感情の原料となるタンパク質をしっかり補給することが大事です。なにも、こういう「特殊な人」だけが必要なものではないのです。(笑)



食べ方を変えただけで、本当に人生が変わった男性が私の患者さんの中にいるのでご紹介したい。


彼は30代のときに仕事のストレスから体調を崩してしまい、それでも無理をして働き続けた結果、抗うつ薬と抗不安薬、整腸剤などの薬がなければ会社に行けない状態になってしまった。


薬で一時的によくなったものの、新しいプロジェクトをまかされたときに状態が悪化。出社拒否症になってしまい、栄養療法を勧めることにした。


血液検査の結果、彼に不足していた栄養素は主にビタミンB群で、エネルギー産生が出来ていないことが判明した。そこで食事の改善とサプリメントで補ったところ、彼の場合は2日目に変化が訪れたのだ。


「目の前の霧が晴れたような気分になって、今までずっとガソリンが切れたまま働いていたことに気づきました。」と彼はびっくりした顔でにこやかに話してくれた。


自分のレベルはここが限界と諦めていたけれど、もっとやれるという実感とパワーがわいてきたという。その後彼はどんどんステップアップしていき、次の可能性に向けて転職に成功した。


彼の治療に私は魔法なんて使ってはいない。成功へと導く手助けをしたのは、栄養素なのだ。信じられないかもしれないが、栄養素には人生大逆転の希望がある。そしてそのミラクルを現実のものにすることは、いたって簡単だ。食べ物、食べ方を少し変えればいいだけなのだ。


うそだと思ったら、今日から試してほしい。一ヵ月後には、何らかの変化があるはずだ。一ヵ月後のあなたに会うのを今からたのしみにしている。


※文字の装飾は、管理人による


(出典:姫野友美『成功する人は缶コーヒーを飲まない』講談社+α新書、2011.4.20発行、179頁〜180頁より引用)




まえがき


最近、ある男性たちからこんな話を聞いた。コンピュータエンジニアの四十代の男性は、休暇の旅行で、それまでと違う自分を発見して驚いたという。


ふだん彼は、朝は食欲がなく、午前中はぼんやりし、夕方になると頭が冴え、仕事の調子が出て深夜に食事をするという夜型の毎日を送っている。


そんな彼が旅行をして、三食きちんと摂ったところ、朝食は美味いし、午前中から頭は冴えていたというのだ。


もう一人は五十代の男性サラリーマン。血尿が出たため二週間ほど禁酒し、食生活を整えたら、別人かと思うほど頭がスッキリしたという。


二人とも、本来の自分の能力がどれだけ高いかを実感したに違いない。逆に言えば、普段持っている実力をフルに発揮しないまま仕事をしていることも明らかになった。規則正しい生活と適切な栄養素を摂取すれば、脳は本来の働きをするのである。


(出典:生田哲『食べ物を変えれば脳が変わる』PHP新書、2008.10.29発行、まえがきより引用)


これまで見てきたように、食事を変えれば「体」だけではなく「心」も変わります。逆に言えば、両方が改善されない食事療法は、一時期体調が回復したとしても必ず反動がくるような「期間限定の食事療法」なのです。


ゲルソン療法やマクロビオティックなどは、生活習慣病の方々が期間限定で行うのには非常に効果があると思います。


何故なら、「生活習慣病の大半は栄養素のバランスがおかしいことで引き起こされている」からです。


例えば生活習慣病が「正の方向(栄養過剰という意味を込めている)」で栄養バランスが崩れているとすると、ゲルソン療法やマクロビオティックは「負の方向(栄養欠乏という意味を込めている)」でバランスが崩れています。ですからこれらの食事療法を実行すると、急激に体調が回復してくるのです。


因みに、「栄養バランス」や「栄養欠乏」の栄養の意味は、主に三大栄養素のことです。

上記の食事療法では、ビタミン、ミネラルなどの栄養素は十分に摂れますが、それらより何より重要なのは「三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)」であり、この3つのバランスが崩れている食事療法は、長い間行ってはいけません。


病気が治ったからといってそのまま「バランスが崩れた食事」を続けていくと、体がどんどん衰弱していきます。つまり、体がどんどん負の方向に傾いていって、以前の私のように冷え症になったり、体重が減ったり、体力がなくなってきたり、物事に対する関心がなくなったり、「やる気」や「好奇心」が失われてくるのです。


しかも、ガン治療に関しては「タンパク質摂取が特に重要だ」ということが分子栄養整合医学により明らかになりましたので、負の極地にひた走っていくような食事療法は害にしかなりません。


栄養状態は、正に傾き過ぎてもダメ、(欧米人の特徴)負に傾き過ぎてもダメ(日本人の特徴)なのです。


ただ、巷の食事療法に関して言えば、「肉を控えめにしなさい」という内容以外はわりとまともなことを言ってますので、溝口さんが言うように「食事療法の良いとこ取り」をすればいいと思ってます。


ですので、私はゲルソン療法の1つの特徴である野菜ジュースの大量摂取は引き続き行っています。


低速ジューサーで搾った生野菜&果物ジュースで、毎日大量のビタミン&ミネラルを体に摂り入れることの重要性


これはガン患者に欠乏しがちなビタミンやミネラルを大量に、しかも継続的に補うことによって、体中のあらゆる代謝を迅速に行うことを狙っているのです。


もちろんビタミンやミネラルの過剰摂取による弊害を考えたうえで、素材や量は厳密に選んでいるつもりですが、サプリメントを大量摂取でもしない限り、少なくとも低速ジューサーで搾った生野菜&果物ジュースを飲んで体調を崩すという心配はないと思います。


もしガン治療の1つとして「野菜ジュースの大量摂取」を取り入れたいと考えている方は、私が以前に書いたジューサー選びの記事が参考になるかもしれせんので、興味がある方は読んでいただけたらと思います。(参考 → おすすめの低速回転ジューサー)


栄養素の摂取は、「徐々に摂取量を増やしながら体の反応を見る」のが一番無難


ただ、私は主治医によく心配されました。


主治医A:「新里さん、体全体に黄疸が見られます。肝臓が心配なので、至急血液検査をしましょう!」


「ニンジュースの飲み過ぎで(β−カロチン)の過剰摂取で体が黄色くなる」ことはゲルソン療法の本を読んでいてよく知っていたのですが、A先生があまりにも深刻な顔をしていたので私自身も結構動揺してしまったのをよく覚えています。(笑)


ただ、ゲルソン博士や星野式ゲルソン療法の星野先生によれば、


体が黄色くなるまでニンジンジュースを飲みなさい


ということだったので、(苦笑)「いやいや、大丈夫かそれ?(´・ω・`)」と疑いながらも、この療法にかけていましたから忠実に実行しました。案の定、体のあちこちに黄疸が見られました。


看護士の友達に会って1分もしないうちに黄疸の指摘をされたので、医療関係者から見れば一目瞭然で「ただならぬ状態」だったのでしょうが、何度調べても肝臓の数値(γ-GTP)に異常は見られませんでした。もちろんCT検査の結果も良好です。


A先生は不思議がっていました。おそらく肝臓転移を疑っていたと思うのですが、ゲルソン療法を行っている方々の体験談を読む限り、ニンジンジュースの過剰摂取による弊害が起こった人は、一人もいなかったのです。


飲んで気分が悪くなったという人は、おそらく1回分の飲む量が多かったのだろうと思います。


因みに私は1回に飲む量は300cc前後ですが、(ニンジンジュースを含めて)1日に飲む野菜ジュースの量は2リットルを超えていました。それくらい小分けして飲めば、気分は悪くならないと思います。


また、栄養療法の専門家が糖尿病やうつ病、そしてガン治療をするプロセスを拝見していると、点滴や錠剤などで1日の摂取量の何十倍、時には何百倍という大量のビタミンやミネラルを患者に与えることもあります。


もちろん専門家が行うのですから、治療を行う前に綿密な検査をして「患者の体に不具合が起こらないか?」慎重に調べた上で行っているので安全性は高いのでしょうが、私のような素人が、安易な考えでいきなりたくさんの野菜ジュースを飲んだり、サプリメントを大量に摂取したりするのはやはり危険だとは思います。


一番無難は方法は、「少量から始めて、徐々に量を増やしていくこと」です。

少しずつ増やしていって、自分の体の反応を見ます。ある程度増やしていくと「(自分にとって)気分が悪くなる量」が分かるので、そこから徐々に摂取量を減らしていけば、「(自分にとって)最適な量」が分かってきます。


たぶん抗がん剤治療も患者の反応を見ながら投与量を徐々に調節するんだと思いますが、薬だろうが食事だろうが、やはり「自分の体に聞く」のが一番大事なのかなと考えています。


自分の体の声を聞いた結果、「やはり野菜ジュースはダメだ(´Д`)」という結果が分かれば、その時はサプリや薬を頼ればいいと思います。


「主役」は、あくまでタンパク質・・・。


ただ、ビタミン&ミネラルはあくまで新陳代謝を円滑に行う為の「補佐的な役割」であり、体の原材料となるタンパク質が不足していれば、悪い細胞の入れ替えを効率よく行うことは出来ません。ビタミン&ミネラルは、あくまで「脇役」であり、「主役」はタンパク質なのです。


当時の私は知識不足で、そのことに気づきませんでした。だから極端な肉食制限に走ったのだと思います。


タンパク質の「流れ」を止めないことが、「生きている」ということ


生命は「流れ」である − 


病態の改善の基本は、タンパク質の入れ替えによって行われています。


つまり、体の構成要素となるタンパク質が、「(ガンなどの)異常な細胞」や「年老いた細胞」などと入れ替えられることによって、健康を取り戻すのです。これが新陳代謝の本質であり、分子生物学者である福岡紳一さんの言葉を借りると「動的平衡」と呼ばれるものです。


食べ物として摂り入れたタンパク質やその他の栄養素を利用して、「若い細胞」を作る。


そして、「古い細胞」や「異常な細胞」「古びた栄養素」などは、どんどん「便」「汗」「呼吸(吐く息)」として排出される・・・。


「その流れ」を止めないことが「生きている」ということであり、その流れが潤滑に行われていることが「健康」であり「若々しい」ということの本当の意味なのです。


「(ガンなどの)病気の細胞」が入れ替えられないと、どんどん増殖して体を蝕んでいきますし、「年老いた細胞」が入れ替えられないと、いつまでも古びた細胞のままでいることになります。


極端なダイエットをしている人や、タンパク質を制限しているような食生活を続けている人のなかに、シミシワが多かったり、老けた人が多いのもその為です。


松崎さんの話によれば、世界で一番タンパク質を摂取していないと思われるニューギニアの原住民は、40歳で既にシワだらけで髪は真っ白、腰は曲がり、ヨチヨチ歩くそうです。つまり40代にして、日本人の80歳以上に老けているのです。


早く老けて短命・・・。


それが「タンパク質摂取量の少ない人」が辿る運命なのです。


ほとんどの日本人は、栄養バランス失調


「飽食の時代」と言われていますが、必要な栄養素を十分に摂っている人は、どれくらいいるでしょうか?大部分の人は栄養失調を起こしていないとしても、栄養バランスは失調しているのではないでしょうか?


とりわけ現代の日本人は、タンパク質摂取が不足している傾向にあると思います。


日本人の一日の栄養摂取量の年間推移表


出典:食べる純炭的に炭水化物ダイエットを考える − 食べる純炭粉末「きよら」ブログ


このデータの1995年以降に注目してみると、総タンパク質の摂取量、動物性タンパク質の摂取量ともに減少しています。それどころか、脂質、炭水化物、乳製品、摂取カロリー(kcal)全てにおいて減少していることが分かります。


ですから、私は「日本人は、栄養バランスの失調を起こしている」と、上の方で書きましたが、本音を言ってしまえば、


日本人は、実は栄養失調気味なんじゃないか?


と、思ってるんです。でもそう考えると、すぐに腑に落ちない点がでてきたんですね。つまり、


日本人が栄養失調気味なら、なぜ生活習慣病が蔓延しているのか?


生活習慣病(成人病)とは、その名の通り、「生活習慣が原因でかかる病気」です。年齢は関係ありません。


もちろん生活習慣の中には「食生活」も含まれますが、データを見てみると、過去20年における日本人の三大栄養素摂取量は、全て減少傾向なのです。


この「タンパク質の冤罪シリーズ」では、様々な本から参考資料として引用させていただいてますが、全ての著者に共通しているのは「糖分の摂り過ぎが、あらゆる体調不良の根源だ」と主張していることです。


私は彼らの意見には大方賛成なのですが、最後のピースが埋まらないというか、「糖分」だけが悪者ではないような気がするのです。だってデータによると、糖質(炭水化物)の摂取はずーっと減り続けているのですから・・・。


にも関わらず、30代くらいで糖尿病を患う若者が増えたり、痛風や脳卒中、最近では軽い脳梗塞を発症した女性アナウンサーもいらっしゃいました。これはいったいどういうことなのか?


「答え」は沖縄にありました。これについては次回でお話します。



posted by まる at 17:04| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。

ジャヌビア